こんな消費者トラブルには気をつけて!!


ネット通販/トラブルにあわないためには、事前の確認が大切です                一覧に戻る

相談者
有名ブランド名で検索したサイトで、欲しかった財布が安く販売されていたので注文しました。前払いで代金を振り込んだのに、商品が送られてきません。メールをしても返信がなく、電話番号や住所もわかりません。返金してもらえますか?


消費生活相談員
インターネット通販の前払いによるトラブルが増えています。このほかにも「注文したものとは違うものが届いた」「コピー商品が届いた」といった相談が各地の消費生活相談窓口に寄せられています。前払いなどでいったん支払ったお金を取り戻すのは困難です。トラブルを避けるためには、商品や価格だけでなく、まず利用するネットショップが信頼できるかを確認することが大切です。


◆トラブルにあわないためには、事前の確認が大切です

注文する前に確認しましょう

ネットショップの住所・電話番号・メールアドレス・責任者の名前など
その住所に実在するか地図や画像情報などで調べておきましょう。
トラブルがあったときに必ず連絡が取れる連絡先(特に電話番号)を確認し、ネットショップのURLやアドレスを印刷しておきましょう。

商品の価格・消費税・送料

商品の引き渡し時期

支払い方法
前払いの振り込みだけでなく、クレジットカード払い、代金引き換えなど、複数の支払い方法が用意されているネットショップを選ぶようにしましょう。

返品条件
通信販売ではクーリング・オフができません。「気に入らなかった」「色が少し違う」などの理由でも返品できるか事前に確認しておきましょう。また、返品対応に関する表示(返品特約)がない場合は、商品が届いた日から8日以内であれば、返品することができます。この場合、送料は消費者の自己負担となります。

出品しているショッピングサイトやネットでの評判を見ておきましょう。

サイト内の日本語が機械翻訳のようなおかしな日本語表記の場合は注意しましょう。

注文するときには

商品番号や色、サイズ、数量をよく確認して注文しましょう。

注文した内容や業者からのメール、確認画面は保存しておきましょう。

クレジットカード番号などを入力する画面では、通信が暗号化(SSL)※1されているなど適切な情報の取り扱いをしているか確認しましょう。

在庫表示はあくまでも目安と考え、すぐに欲しい場合は事前に電話などで商品の引き渡し時期を確認しましょう。

初めて利用するショップなどで、割引があるからとまとめ買いをしたり、高額商品を注文する際は、特に注意しましょう。

他のショップよりもとび抜けて安い場合なども注意が必要です。

※1 データを暗号化して送受信するセキュリティーシステムの1つ。

商品が届いたら

商品をすぐに確認しましょう。注文と違っていたり商品が壊れていたりしたらすぐにネットショップに連絡しましょう。

商品を返送する場合、控えの伝票を必ず保管しておきましょう。

◇少しでも不審に思ったり困ったときは、お住まいの 市町村の消費生活相談窓口 に相談しましょう

消費者庁越境消費者センター(CCJ)※2が海外のサイト利用でトラブルになった場合の相談を受け付けています。また、大阪府警察のホームページ※3では、事例ごとに注意事項とその対処方法などを掲載し、相談や事件の情報提供を受け付けています。

※2 消費者庁越境消費者センター(CCJ)トップページ
   http://www.cb-ccj.caa.go.jp/
※3 「インターネットトラブル相談と対処方法」(大阪府警察)
   http://www.police.pref.osaka.jp/05bouhan/high_tech/taisho01.html



「くらしすと」(No.76)平成26年5月発行掲載