くらしの商品安全情報のお知らせ


携帯電話の充電器/洗濯で衣類に汚れ                            一覧に戻る
事例1

4、5年前に購入した携帯電話の充電器を使用中に、コード部分の被膜の一部が剥がれていることに気が付いた。火災になっては危険だと思い、すぐにコンセントから抜いた。
事例2

1年数カ月前に購入した携帯電話の充電器は、電話機との接続部分の被膜が剥がれて内部の線が見えている。家族も別の充電器で同じように被膜が剥がれたことがある。危険だと思うので充電器の被膜が剥がれた原因を知りたい。

相談品(事例1、事例2)およびそれぞれの相談同型品について商品テストを実施した結果、被膜に溶けたあとが認められないことや、苦情部分と相談同型品の成分の比較などから、2つの事例とも充電器のビニール被膜の剥がれは樹脂の劣化によるものと推測されました。
樹脂の劣化は経年のほか、湿気や紫外線も一因となります。充電器は直射日光の当たらない風通しの良い場所で使用しましょう。また、被膜が剥がれた場合でも、中の芯線自体にコーティングが施されているため、すぐに火災等に至ることはありませんが、過熱やひび割れ等の異常がないか確認をし、状況に応じて購入店に相談しましょう。

洗濯で衣類に破れと汚れが生じた
事例3

洗剤と酸素系漂白剤を入れて洗濯機の「念入りコース」で洗濯をしたところ、ポロシャツには茶色のシミと破れ、下着のシャツには茶色のシミが発生した。

ポロシャツ、下着のシャツとも何かに擦れたような形状で赤茶色に変色していました。蛍光X線分析の結果、変色部分から鉄成分が検出されました。洗濯量に対する洗剤の量がメーカー指定の量よりも多かったため、衣服に付着していた鉄分に酸素系漂白剤が反応したことが赤茶色のシミ・穴あきの原因になったと考えられます。錆などの鉄分と酸素系漂白剤が化学反応すると衣類を傷める原因になりますので、鉄を含むヘアピンなどが洗濯機内に混入しないように注意しましょう。また、洗剤は表示をよく見て、洗濯量や汚れ具合にあった量を使用しましょう。

「くらしすと」(No.72)平成25年5月発行掲載