「相談事例」と「くらしの商品安全情報室からのお知らせ」を交互に掲載しています。

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くらしの商品安全情報室からのお知らせ

平成22年度商品テスト・技術相談情報

平成22年度に大阪府内の各市町村の消費生活相談窓口を経由し、くらしの商品安全情報室に寄せられた商品テストや技術相談の中から、くらしに身近な事例をピックアップしました。

商品テスト1:ブルゾンの劣化

相談内容:4、5年前に購入したブルゾンをクリーニングに出したところ、裏面がぼろぼろになった。毎日着ていたわけではないし、傷んでいなかったので納得できない。

テスト結果:相談品はポリウレタン系の樹脂が使用されており、ポリウレタンの寿命は製造後約3〜5年といわれています。相談品は4、5年前に購入したものであることから、クリーニング処理によりポリウレタン樹脂の劣化が明らかになったものと考えられます。外見からわからない箇所にポリウレタンが使用されている商品もあります。 「購入時に販売店から説明を受ける」「下げ札を確認する」などで製品の取り扱い方法や特性を理解し、トラブルを防ぎましょう。

技術相談:電子レンジで調理中の発火・爆発

事例1 オーブンレンジで、シチュー1人前をオート機能で加熱したところ爆発し、ガラス容器とオーブンレンジの底が破損した。前日に数人分のシチューをオート機能で加熱した時は問題はなかった。

事例2 電子レンジで冷凍食品のチャーハンを調理中、約1分でチャーハンから発火した。火を消すのにあわてて1週間程度のやけどを負った。

テスト結果:事例1は、シチューが少量であったことで温度センサーが的確に機能せず過熱し、突沸(とっぷつ)による爆発が発生したものと考えられます。カレーやシチューの温めは油脂を多く含みドロドロしていることから、突然勢いよく沸騰する「突沸(とっぷつ)現象」が発生しやすくなります。とろみのある食品や少量の飲み物を加熱するときは、設定時間を控えめにする、オート機能に頼らないなどして、温めすぎないように注意しましょう。

また事例2は、アルミが使用されている外装のまま電子レンジに入れて調理したことが発火の原因でした。電子レンジで金属を加熱すると電磁波が反射し、発火や故障の原因となります。冷凍食品の調理方法は、皿に移して加熱するものや、袋のまま加熱するものなど、製品によって異なるため必ず製品に記載されている調理方法を確認してから調理しましょう。

電子レンジの誤使用は思わぬ事故につながります。取扱説明書をよく読み、正しく安全に使用しましょう

「くらしすと」(No.47)平成23年3月1日発行掲載