「相談事例」と「くらしの商品安全情報室からのお知らせ」を交互に掲載しています。

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くらしの商品安全情報室からのお知らせ

スチーム式加湿器によるやけど

冬は空気が乾燥しやすいため、のどや肌の乾燥対策に加湿器を使用する機会が多くなります。それに伴い加湿器から噴き出す蒸気や、転倒させた時にこぼれた熱湯などでやけどを負う事故が発生しています。くらしの商品安全情報室にも乳児が加湿器の蒸気噴き出し口に触れてやけどをしたという情報が寄せられています。重いやけどになることも多く、乳幼児の場合は皮膚が薄いため特に重症化するおそれがあります。また、同様に電気ポットや炊飯器でも発生する蒸気が見えないことがありますのでやけどには十分に気をつけましょう。

加湿方式により機能や性能が異なります
●スチーム式
・ヒーターで水を沸騰させて湿度を上げる。
・加湿能力は高いが、高温の蒸気が発生する。
●ヒーターレス(気化)式
・ファンによる風で水を気化させて湿度を上げる。
・高温の蒸気が発生しないためやけどの心配はないが、急速な加湿は難しい。
●ハイブリッド式
・使用開始時など湿度の低い場合は温風、一定の湿度を保っている場合は風で水を気化させて湿度を上げる。
・高温の蒸気が発生しないためやけどの心配はないが、ほかの加湿器と比較し高価なものが多い。

○ それぞれに長所・短所があるため、使用する場所に応じて選択しましょう。
○ スチーム式加湿器の場合は噴き出し口から高温の蒸気が発生するため、特に乳幼児や高齢者のいる家庭では十分注意して使用しましょう。

事故を防ぐために
■加湿器やポットなど、やけどのおそれがあるものは子どもの手の届かない安全な場所に置きましょう。
■転倒を防ぐために、電源ケーブルの配線にも気をつけましょう。
■使用中は子どもが誤って触れないように、子どもから目を離さないようにしましょう。
■やけどを負った場合は痛みがなくなるまで、すばやく水道水で冷やしましょう。また、重いやけどの場合や水ぶくれが破れた場合には医療機関を受診しましょう。

「くらしすと」(No.43)平成22年11月1日発行掲載