「相談事例」と「くらしの商品安全情報室からのお知らせ」を交互に掲載しています。

一覧


くらしの商品安全情報室からのお知らせ

傘の事故

梅雨の季節が到来すると、傘を利用する機会が増えます。最近では自動開閉式の傘など便利な傘がみられる一方、重いけがを負う事故も発生しています。また傘は、さしているときも、持ち歩いているときも、周りの人への配慮が必要です。

事例1:学校の帰りに、友だちの傘の先が右のまぶたにあたり、刺し傷を負った。

事例2:自動開閉式の傘をたたみ、傘袋にいれるため持ち替えようとした時に突然、柄の部分が伸びてきて左目を直撃した。医師の診察を受けたところ眼内で出血を起こしていることがわかり、1カ月ほど通院したが、瞳孔(どうこう)が開いたまま閉じない散瞳(さんどう)と診断され、一生治らないと言われた。
 
事故につながるおそれがあります! もう一度、傘のマナーについて考えてみましょう
■子どもに傘で遊ばせてはいけません。傘を持ったままふざけないように正しい取り扱い方を教えましょう。
■使う前にバリ(金属を加工した時にできる小さな突起など)や鋭利な部分、壊れた部分がないか点検しましょう。
■折りたたみ式のジャンプ傘や自動開閉式の傘の事故は、傘を閉じる際や傘袋に収納する際に起きています。中棒がきちんとロックされるまで押し込む、開閉ボタンに触れないように気をつける、顔の近くでは操作しないなど、十分注意しましょう。
■傘を開閉する際は、人にあたらないように配慮しましょう。
■鞄(かばん)に挟み込んだり、傘を真横に持ち歩いたりすると、背後の人に傘の先端があたるおそれがあり危険です。特に歩行中や階段の上り下りの際には、まっすぐ下に向けて持つよう心がけましょう。

【参考】 独立行政法人 国民生活センター くらしの危険No.290 「傘の事故」

「くらしすと」(No.38)平成22年6月1日発行掲載