「相談事例」と「くらしの商品安全情報」を交互に掲載しています。

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くらしの商品安全情報室からのお知らせ
「靴がボロボロに…!?」

くらしの商品安全情報室に「スニーカーの先端がひび割れて水が染み込む」「冠婚葬祭に使用する靴をしまい込んだままにしていたら、靴底がもろくなっていた」といった相談が寄せられました。これらの靴を調べると、靴底に使われている「ポリウレタン」の経年劣化が原因であることがわかりました。

◆ポリウレタンの経年劣化とは
スニーカーや登山靴などの靴底や伸縮性のある衣類などの多くはポリウレタンが使用されています。ポリウレタンは軽くて弾力性に優れた素材である反面、経年劣化するという短所があります。
靴底に「ポリウレタン」を使用した製品や、靴底を張り付ける接着剤がポリウレタン系を使用している製品は、年数を経ることでポリウレタンが劣化し、破壊や剥がれが生じることがあります。この現象を「経年劣化」といいます。

◆履いていない靴でも劣化・破壊します
ポリウレタンを使用した製品の寿命は製造から約5年といわれています。経年劣化の主な原因に高温度・高湿度があげられますが、保存状態によってはさらに短くなることもあります。また使用の有無にかかわらず、長い間履いていない靴でも劣化・破壊が起こることがありますので注意が必要です。

●靴の破壊はけがや事故につながるおそれがあります。特に登山など運動する場合はあらかじめ靴の安全確認を行いましょう。
【詳しくは(社)日本スポーツ用品工業協会http://www.jaspo.org 参照】

●靴の劣化を早めないために、使用後は高温多湿を避けて風通しの良い場所で保管しましょう。

「くらしすと」(No.25)平成21年5月1日発行掲載