大阪府・大阪市生活情報誌
くらしすと2009年(平成21年)2月
第22号

も く じ

【テーマ記事】
かしこく使おう電子マネー・・・・・2
トラブルQ&A・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
高額な屋根のリフォームを契約させられた
おしらせ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
イベント情報

ニュース

■消費者保護をテーマにした「平成20年版 国民生活白書」
振り込め詐欺やインターネット取引を巡る消費者被害について、平成19年度の経済的な損失額は最大約3兆4000億円と推計。高齢者の被害額が大きい傾向も明らかになった。対策として、少額被害者を集団的に救済する仕組みの必要性、消費生活センターなど公的機関の相談業務の強化、被害防止のための消費者教育の重要性などをあげている。
■テレビショッピングに関する相談が増加傾向
平成19年度、国民生活センターに寄せられたテレビショッピングに関する相談の件数は2251件で、そのうち「契約・解約」に関する相談が約8割。20年度も増加傾向にある。放送時間の制限で返品や解約条件が消費者に理解されないケースもあることから、国民生活センターでは、消費者は購入条件や商品情報をよく確認するよう、また事業者には契約条件の説明を徹底するよう求めている。テレビショッピングは通信販売にあたるため、クーリング・オフ制度は適用されない。

クイズ:
「大阪センチュリー交響楽団」ができたのはいつ?
クイズの答え:
クイズの答えは 「平成元年12月」です。 平成2年3月にデビューし、今年活動20周年を迎えます。
大阪センチュリー交響楽団 ~ファンクラブ会員募集中!!~  
大阪センチュリー交響楽団では厳しい財政状況のなか、より質の高いコンサートを継続するため、多くの皆様のご支援を必要としています。昨年7月には「センチュリー・ファンクラブ」「センチュリー・ワンコインサポート」を立ち上げましたので、ご支援のほど、よろしくお願いします。
入会等、詳細のお問い合わせは下記まで。
◆大阪センチュリー交響楽団 TEL:06-6868-3030 http://mic.e-osaka.ne.jp/century/

表紙写真説明:大阪センチュリー交響楽団
大阪センチュリー交響楽団は、府民に親しまれ、府民の誇りとなるオーケストラを目指しています。昨年4月から、音楽監督に小泉和裕を迎え、クラシックコンサートを中心に優れた演奏をお聴きいただいています。さらに社会貢献につながる公演として、小学生向け体感コンサート・支援学校コンサート・病院コンサートも数多く実施、活動範囲を広げています。 北大阪急行「緑地公園駅」下車、西へ徒歩5分。

テーマ記事

かしこく使おう 電子マネー   弁護士 洞 良隆(ほら よしたか)

最近、「電子マネー」という言葉に接する機会も増えたのではないでしょうか。関西では、JR西日本のICOCA(イコカ)やビットワレット社のEdy(エディ)をご利用の方も大勢いらっしゃると思います。生活に広く浸透し始めた電子マネーについて、またその利用上の注意点について話します。(※)

1 電子マネーの仕組みと利用方法
電子マネーとは、店頭の端末機にICカードをかざすことで、現金で支払いをしたのと同じ効果がえられるものです。具体的には、1.利用者が電子マネー事業者に対価を支払うと同時にICカード上にバリュー(経済的価値)を受け取る(「チャージ」といいます)、2.利用者が店頭での支払い時に、端末機にカードをかざして、ICカードから店舗側にバリューを移転させる、3.店舗が受け取ったバリュー相当額の対価を電子マネー事業者から受け取る、という流れで利用されます。
電子マネーの中には後払いのもの(私鉄各社のPITAPA(ピタパ)等)もありますが、後払いのものはクレジットカードと同様のものと考えてよいでしょう。  それぞれの電子マネーには互換性がないため、利用者が持っている電子マネーに店頭の端末機が対応していなければ利用できません。  携帯電話で電子マネーを利用することもできます(対応機種に限ります)。この場合、携帯電話に設定されたソフトを使って電子マネーを利用するので、複数のソフトを設定することで複数の電子マネーが利用できます。また、インターネットを経由してチャージや支払いをすることもできます。

2 電子マネー利用上の注意点
(1)電子マネーのチャージは機械で行うことがほとんどです。チャージをする際には、表示やレシート等でチャージが確実になされたかどうかを確認しましょう。
(2)電子マネーは、原則として一度チャージすると現金化ができません。自分が確実に使い切る範囲内でチャージするようにしましょう。
(3)電子マネーは、現金で支払いをするときのように、おつりを数えて支払い額が正しいかを確認することは困難です。店舗側のミスによる二重支払いの事例も発生していますので、必ず表示やレシート等で支払い額の確認をしましょう。
(4)電子マネーの紛失・盗難等による損害が発生しても、原則として電子マネー事業者から補償を受けることはできません。電子マネーでも、クレジットカード等と同じように、他人に使われないよう、きちんと管理しましょう。
(5)支払い対価のないポイント等は法律の保護の対象外になっています。この機会に自分が持っているポイントを確認してみるのもよいでしょう。

電子マネーは、正しく使えば、小銭を持ち歩かなくてよい、切符を買う手間が省ける、ポイントがつく等、利用者にとってもメリットの大きいものです。これらの点に十分気をつけて利用してください。

※電子マネーには他にもネットワーク型等がありますが、本稿では、紙面の都合上、最も流通している非接触のICカードについて説明を行いました。

トラブルQ&A

高額な屋根のリフォームを契約させられた

 「近所で屋根工事をしているが、お宅も無料で見てあげる」と言って、1週間前、突然業者が訪ねてきた。数年前の台風で一時雨漏りしたことがあり、気になっていたので屋根の点検を頼んだ。その結果「屋根瓦は今にも崩れ落ちそうで、すぐに工事が必要」と言われ、契約書にサインするよう急(せ)かされた。しかし、契約金額が94万5千円と高額だった。翌日断ったが、「工事を止めることはできない」と言われた。本当に解約できないのか。(70歳代・女性)

A   これは典型的な「点検商法」の事例です。屋根以外にも「床下」や「水質」の点検といって訪問する手口があります。「点検商法」とは、「無料点検サービス」などと称して、家の内外を点検してまわり、消費者の不安をあおる結果を伝え、高額な工事や商品などを勧める悪質な訪問販売の手口です。この事例の場合は、契約書面を受け取ってから8日以内でしたので、クーリング・オフ(無条件解約)ができることを説明し、通知方法を助言しました。
仮に、材料が発注されていたり、工事が終わっていたりしても、違約金などを支払う必要はありません。お金をすでに支払っている場合でも、業者から返金してもらえます。また、事例のようにクーリング・オフ期間中であるにもかかわらず、「工事を止めることができない」などと業者が告げて、クーリング・オフを妨害した場合は、再度クーリング・オフができる旨の書面を受け取り、その日から8日が経過するまで、クーリング・オフができることになっています。クーリング・オフの期間が過ぎていても契約の取り消しができる場合もありますので、お住まいの市町村の消費生活相談窓口に相談してください。
このような被害に遭わないためには
●すぐに玄関の扉を開けないで、訪問の目的や業者名を確認しましょう。
●「点検」の結果、不安をあおって工事を急かせる業者には、特に注意しましょう。
●その場で契約しないで、複数の業者から見積もりを取るなど慎重にしましょう。
●家族や身近にいる人に相談しましょう。
●認知症などで判断能力が低下している場合は「成年後見制度」を活用することで、被害を防げることもあります。

おしらせ

参加費無料

■場所:大阪市消費者センター実習室
大阪市住之江区南港北2-1-10 ATC ITM棟3階 ※最寄駅…ニュートラム「トレードセンター前」駅下車(2号出口)
■対象:大阪府内在住の小学新4年生~新6年生とその保護者(必ず保護者と一緒にお申し込みください)
■定員:各回18組 36人(申し込み多数の場合は抽選) ※抽選結果は締め切り後、応募者全員に「はがき」でお知らせします
■締め切り日:3月10日(火)
■一時保育:定員10人 無料(要事前申し込み。満2歳~小学新3年生までが対象)
■主催:大阪府消費生活センター・大阪市消費者センター 企画:(財)関西消費者協会
■申し込み・問い合わせ先:(財)関西消費者協会 TEL:06-6613-1030 http://kanshokyo.jp/

●日時:3月25日(水)13:30~15:00
 ・テーマ  ふわふわ羊毛の不思議~羊毛でフェルト人形を作ってみよう~
 ・内容  羊毛をフェルト化させて人形を作ります。ニードル針でちくちく刺すと羊毛がからみあってフェルト化する性質について学習しましょう。
●日時:3月26日(木)13:30~15:00
 ・テーマ  遺伝子の世界をのぞいてみよう~ブロッコリーからDNAを取り出そう~
 ・内容  ブロッコリーからDNAを取り出し、観察します。遺伝子について学ぶとともに、遺伝子組み換え食品について学習しましょう。
●日時:3月27日(金)1回目12:30~14:00
 ・テーマ  乾電池のしくみを知ろう~自分で乾電池を作ってみよう~
 ・内容  自分で乾電池を作り、乾電池のしくみを知ります。電気の安全で上手な使い方について学習しましょう。 ●日時:3月27日(金)2回目15:00~16:30
 ・テーマ  乾電池のしくみを知ろう~自分で乾電池を作ってみよう~
 ・内容  自分で乾電池を作り、乾電池のしくみを知ります。電気の安全で上手な使い方について学習しましょう。

大阪市からのお知らせ

くらしの達人! わんデー講座
■テーマ:メガネの正しい選び方・使い方 ~あなたのメガネ合っていますか?~
■日時:3月10日(火)13:30~15:30
■内容:みなさんが日常なにげなく使用しているメガネ。実は本当にピッタリ合ったメガネを使用されている方はごく少数です。この講座では、本当に正しいメガネの選び方と使用方法について学びます。
■場所:クレオ大阪中央3階 研修室1 大阪市天王寺区上汐5丁目6番25号
※最寄駅…地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘」駅1番出口から徒歩約3分
■対象:大阪市内在住・在勤・在学の方 定員 40人(申し込み多数の場合は抽選) ※一時保育はありません。
■締め切り日:3月3日(火)
■申し込み・問い合わせ先:大阪市消費者センター
TEL:06-6614-7522 FAX:06-6614-7525
※大阪市電子申請システムからも受付しています。

消費生活相談 06-6614-0999(毎日)10:00~17:00
(12月29日~1月3日は除く)
大阪市内にお住まいの方が対象です。
メール相談 ホームページからメール相談にアクセスしてください。
(12月28日~1月3日は除く)
ホームページ「くらしのひろばエル」(パソコン・携帯電話)
http://www.city.osaka.jp/Lnet

大阪府からのお知らせ

第43回 大阪府消費者研究発表大会
大阪発!“やかましい”消費者が社会を変える
■日時:3月7日(土)13:00~16:30
■内容:確かな意見を持つ消費者が社会を変えることができるのでは…。府内の消費者団体が食や環境、くらしの問題あれこれについて、生活者の視点で幅広く調査・研究した成果を創意工夫して発表します。
■場所:ドーンセンター 7階ホール
大阪市中央区大手前1-3-49 ※最寄駅…地下鉄谷町線・京阪電車「天満橋」駅から徒歩5分
■コーディネーター:惣宇利紀男
大阪市立大学大学院特任教授経済学博士 (財)関西消費者協会理事長
■問い合わせ先:(財)関西消費者協会(実行委員会事務局) TEL:06-6945-1100
■主催/第43回大阪府消費者研究発表大会実行委員会・大阪府

消費生活相談
TEL 06-6945-0999(月~金)9:00~17:00
お住まいの市町村に相談窓口のない府民の方が対象です。
消費者問題の専門家団体が実施する週末相談(年末年始除く10:00~16:00)
■土曜日/06-4790-8110 (社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会
■日曜日/06-6203-7684・06-6203-7650  (社)全国消費生活相談員協会
※お間違えないよう、番号をよくご確認のうえおかけください。
ホームページ「消費生活事典」
http://www.pref.osaka.jp/shouhi/

くらしすとは府内市町村窓口(消費生活センター、消費者行政担当課)、大阪市各区役所、府民情報プラザ、保健所、図書館、公民館などに置いていますので、自由にお取りください。
郵送希望の方は90円切手をはり、あて名を明記した封筒(定形:1年分12枚)を(財)関西消費者協会(〒540-6591 大阪市中央区大手前1-7-31 OMMビル)までお送りください。

「くらしすと」第22号 平成21年2月2日発行(次号3月2日発行)
◆大阪府消費生活センター 〒540-6591 大阪市中央区大手前1-7-31(OMMビル) 電話06-6945-0711
◆大阪市消費者センター 〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10(ATC) 電話06-6614-7522
◆企画・編集:大阪府・大阪市消費者啓発企画委員会、(財)関西消費者協会 電話06-6945-1100
◆デザイン:(株)RGB ◆印刷:(株)ケーエスアイ
◆この情報誌は企画から印刷まで全てを外注して、作成しております。(毎月36,000部発行、1部あたりの単価は10円です)
◆古紙を使用しています。