大阪府消費生活センター最近の相談情報

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英会話教室が倒産したが・・・

相談事例
3カ月前に英会話教室に出向き申し込みをしようとしたところ、長期間のコースの方が割安だと言われ、2年間コースの契約をした。支払いはクレジットの分割払いにしたが、教室が急に閉鎖されて受講できなくなった。クレジットの支払いを止めたい。

経緯・結果
この英会話教室は倒産したことを情報提供し、信販会社に支払い停止の申し出をするようアドバイスした。また、破産手続きが取られた場合、支払い済みの未受講分について、裁判所や破産管財人に破産債権者届けをするようアドバイスした。

解説
今回の事例のように、クレジットや現金前払いで長期間の契約をすると、サービス期間中に事業者が倒産した場合、支払い済みの受講料が返金されないリスクがあります。トラブルに遭わないためには、高額で長期間の契約をする際には、契約先や契約内容を慎重に検討しましょう。
教室が倒産した場合、クレジット契約をしているときは、すぐにクレジット会社に今後の支払い停止の手続きをしてください。業者の破産手続きが開始された場合、クレジット払いや現金で前払いした未受講分の受講料については、破産管財人に破産債権者届けをすることができますが、配当はあまり期待できないようです(破産手続き当初に、裁判所が配当不可能と判断した場合は、破産債権者届けの必要がないという通知がくる場合もあります)。
なお、別の事業者が倒産事業者の受講生を引き受けて代替サービスを提供するという案内が送られてくる場合があります。しかし、契約内容がそのまま引き継がれるわけではありませんし、受講料は無料とうたっていても別に教材費などの費用が必要な場合もあります。また、無料サービス終了後に引き受け事業者の有料サービスを勧誘される可能性があります。代替サービスの内容や費用など受け入れ条件をよく確認し、代替サービスの提供を受けるかどうか、慎重に判断しましょう。

「美しい暮し」4月号(No173)平成18年4月3日発行掲載