くらしの安全情報のお知らせ


衣類の虫食いに注意しましょう                               一覧に戻る
相談事例
セーターの穴あき
ニットセーターをドライクリーニングに出して、戻ってきたら穴があいていた。クリーニング店は虫食いだと言うが納得できない。
機械であけたような穴が5カ所あいている。別のクリーニング店や洋服屋に見せると「これは虫食いではない」と言われた。虫食いかどうか調べてほしい。

原因
マイクロスコープで拡大観察したところ、5カ所の穴あき部分すべてについて虫食いのあとが認められることから、穴あきは虫食いによるものと考えられました。
ドライクリーニング前に虫食いが発生し、糸が破断したり、強度が低下したりしているところにドライクリーニング処理の作用が加わったことで、穴あきが顕著化したものと思われます。



アドバイス
衣類に付いた食べこぼしに虫が寄ってくる場合があります。収納の前には洗濯やクリーニングをしておきましょう。
ドライクリーニングでは油性の溶剤を使って洗浄するため、食べ物のシミや汗などの水溶性の汚れは落としきれません。食べ物のシミや汗などがついていると思われる衣類を持ち込むときは、クリーニング店に伝え、適切な処理をしてもらいましょう。
クリーニングから戻ってきた衣類はビニールカバーを外して収納しましょう。ビニールカバーは自宅までの汚れ防止が目的です。カバーを外さず収納・保管した場合は、変色等が起こるおそれがあります。
防虫剤も効果的に使用しましょう。一般的な防虫剤は収納場所に充満し、虫が近づくのを防ぐタイプです。
防虫剤は気化すると空気より重いので下の方にたまっていきます。そのため防虫剤は衣類より上の位置に置くと効果的です。
取扱い表示を見て、家庭で洗濯できるものであればトライしてみては。



「くらしすと」(No.83)平成28年2月発行掲載