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関西消費者協会
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貸金業法の改正によって多重債務者が減少しているとの報道があった。その一方で、今年度の全国の自殺者数は、1月現在ですでに3万人を超えている。この2つのデータに密接な関連性があるとは断じがたいが、はっきりしていることは「世の中はちっとも良くなっていない」ということだと思う。

大阪府内の財政破綻都市といわれる泉佐野市の、田畑のなかに写真のような古い看板を見つけた。同じ市中金融のものだが、よく見ると電話番号の表記が違う。少し古びたほうは市外局番が2桁だが、その隣のは同じ番号でも3桁だ。この事業者はかなり長期にわたって商売が続いているらしい。しかし、表記されている「金利」は29.2%になったままだから、現在営業しているかどうか…。

この看板は作業小屋の壁に貼り付けられているのだが、目の前には府営住宅があり、年金暮らしの高齢者世帯がたくさん住んでいる。幸か不幸か、看板そのものも疲弊している上、ススキが「こんなところに電話するんじゃありませんよ」と言うように、目隠しをしてゆらゆら揺れていた。なんだか侘びしい光景だ。こんな看板は町の風景から消し去ってほしい。我々にもできる小さな行動のひとつとして、看板やチラシの撤去推進がある。財政破綻都市の金融会社の看板――なんとシンボリックで、それでいて背筋が寒くなる光景だろうか。          (和泉次郎)




| 雑誌版記事ダイジェスト | 02:22 PM | comments (0) | trackback (0) |










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