オンラインショッピング
カレンダー
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
<<前月 2020年01月 次月>>
最新記事
最新コメント
トラックバック
カテゴリー
過去記事
リンク
その他
関西消費者協会
関西消費者協会

 「昔ある処に貧しい百姓あり。妻はなくて美しき娘あり。また一匹の馬を養ふ。娘この馬を愛して夜になれば厩舎に行きて寝ね、ついに馬と夫婦になれり。ある夜父はこの事を知りて、その次の日に娘には知らせず、馬を連れ出して桑の木につり下げて殺したり。その夜娘は馬のをらぬより父に尋ねてこの事を知り、驚き悲しみて桑の木の下に行き、死したる馬の首にすがりて泣きゐたりしを、父はこれをにくみて斧をもちて後より馬の首を切り落せしに、たちまち娘はその首に乗りたるまま天に昇り去れり。オシラサマといふはこの時よりなりたる神なり」(遠野物語第69話)
 お父さん、なにもそこまでしなくても、と思うが、娘を思う親の気持ちもわかるな。ひとりぼっちになった貧しい境遇の父さん、祈らずには生きていけなかったんだろう。
伝承園には1000体のオシラサマがまつられていて、災難除け、病気治癒、農業手伝神、お知らせの神、粗末すると咎める神と、さまざまな神格が備わっている。昔の南部地方では、旧正月ごろ家にイタコを呼びオシラ祭文を唱えて、1年の吉凶を占ったそうだ。
 桑の木で彫られたオシラサマ、なんだかあやしいムードがたっぷりだ。しかし、日本人は出自不詳の神々に、なぜか惹かれるんだな。この日もたくさんの拝観者で賑わっていました。

 「お蚕と馬」は、古来より日本の農村をささえてきた。


| 取材現場ウラ話 | 01:00 PM | comments (0) | trackback (0) |










http://kanshokyo.jp/blogn/tb.php?145
PAGE TOP ↑

<<次の記事 前の記事>>