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 「こういうところが、やめまんねん」
 「もう、たいへんですわ。毎月2~3社つぶれてますねん、うちらの業界。原油高の影響で、インク代や紙代、めちゃくちゃ値ぇ~上がってまっしゃろ、できるんやったら商売やめたいですわ」
 小さな印刷会社を経営するYさんはいう。
 大阪の中小零細は、Yさんのことばが象徴するように厳しい現実が、ながらくつづいている。
 
 資金繰りに困窮する事業者を狙うヤミ金。その一部を紹介しよう。

 Yさん「もしもし、○○印刷です」、X氏「Aコーポレイションの××と申します」、Yさん「なんでしょうか」、X氏「いや、実は金融屋です。ご主人、ご融資しますけど、いりませんか?なんぼくらい必要か、言うてください」、Yさん「そやな、50万くらいかな」、X氏「わかりました。いまからお訪ねさせてもらいます」と、いって電話を切った。数時間後、やってきたのは20代の青年。
 「現金用意してきました」と、カバンから封筒をとりだした。もちろん中身は50万円。
本当にやってくるとは、思ってもみなかったYさんは聞いた「金利は、なんぼなん?」。X氏「うちは10日決済ですわ。そのとき10万円返済してください」。
 青年は、名刺も出さない、住所・電話も教えない。肝心な金利も答えようとしない。とにかく「借りろ」の一点張り、しかも徐々に言葉遣いが乱暴になってくる。
 Yさんが「帰ってんか!!帰らんかったら警察呼ぶぞ!!」というと、金貸しの青年はしぶしぶ帰っていった、という。
 Yさんによると、この手の“金貸し屋”から毎週のように電話があるそうだ。
 
 Yさんは、この道40年。父親の家業であった印刷屋を引き継ぎ、こんにちにいたる。Yさんが資金繰りに困ったとき利用するのが、大阪北区太融寺にあるD商事。そこは事業者向け金融の老舗だそうで、Yさんいわく、とても安心できる金貸しであるという。貸し付け上限は100万円まで、担保有り。金利29.2%。完済しないうちは、あらたな貸し付けはしない。
 「D商事、年内で廃業しまんねん。貸金業法改正ちゅうので、やっていけんらしいですわ。後は回収だけして、店たたむいうてました。ほんまに、こんなまじめなとこが、やめていくの、おかしい思いませんか」

 ここぞというときの、資金繰り対策に欠かせないD商事の廃業。これからのやり繰りを考えると「2~3時間しか寝られませんわ」とYさん。厳しい年末が待っている。
(夷三郎)


| 取材現場ウラ話 | 05:48 PM | comments (0) | trackback (0) |










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