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 豊田商事を追跡した『消費者情報』4月号は、最終段階に入り、校正の日々が続いている。長年にわたり小誌をご覧になっている読者諸氏は、この号の表紙を見て驚かれるかもしれない。あるいは埋もれた記憶を鮮明に掘り起こされる方もあろう。編集部がなぜこの表紙を使うことを決めたのか。そこへ思いを巡らせていただければありがたい。

 豊田商事事件の取材の中で、拝金主義に陥った資本主義社会の大いなる矛盾を感じた。お目にかかった弁護士の先生全員に「この種の経済・金融犯罪はなくなることはないのでしょうか?」と投げかけてみた。返ってきた答えは異口同音。資本主義体制の社会で生きていくかぎり、人間とお金の問題は尽きることがなく、たとえ手を変え品を変えても「なくならないだろう」というものだった。

 そして、もうひとつ印象に残った言葉があった。「あのね、豊田商事事件はまだ終わっていないのだよ」「すべてが解明されたわけではないのです」
 
 この言葉の裏側にあるヤミの深さ、そして、今も生き残る巨悪の息づかいを感じつつ、社会問題化する消費者問題のいろいろを、どう取材し、どう伝えたら良いのだろうかと悩んでいる。
(和泉次郎) 

| 今月の特集チョイかじり | 05:16 PM | comments (0) | trackback (0) |
半農半タク?
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11月秋田県民会館で開催される「クレ・サラ・商工ローン被害者交流集会in秋田」に先がけ、秋田の多重債務に取り組む方々を取材して回った。2泊3日で12件の取材。これ結構ハードです。大半はレンタル・サイクルを利用し、初めての町を疾走する。“暴走するナビ”と異名を持つ記者のこと、頭に入れた地図をたよりに、わが町を走るがごとく訪問先を訪ね歩いた。

さて最終日、タクシーを拾って最後の取材先へ。秋田はタクシー台数が多く、同時に「空車」がめだつ。自家用車がなければ就職さえままならぬといわれる土地で、タクシー運転手の生活は成り立つのか? そこで乗り込んだタクシーの運転手に尋ねてみた。

「秋田市内でタクシーに乗務していて儲かりまっか?」
「儲かるわけないでしょう。わしらは月10万円稼げたらいいんですわ。家が農家だから食うものに困ることはないし、もう年金ももらってるし。月の半分くらいを乗務して、後の半分は農業をしています。女房とふた月に一度は旅行したり…」
「優雅ですねえ」
「ほかの運転手も似たようなもんです。ほとんどが年金生活しながら小遣いかせぎ。タクシーは出庫してしまったらマイペースで仕事ができ、あくせくしなくていいから」

地方経済の疲弊、貧困と格差、多重債務など、重いテーマを取材している身からは、想像もできない「のんびり」とした一面をみせられた。たしかに食・住が確保され、一定以上の収入があれば、暮らしていけるのだ。しかし、同じ年金生活でも、借家住まいだったり、ローンが未完済だったりすると、そんな悠長なことはいっておれず「75歳までは働くぞ」と、悲壮な決意をせざるをえない。

以前、このブログで「農家も、漁師も甘くない」と書いたが、例外もあるようだ。非正規雇用者も「半農半パート」で生きられる仕組みが構築できれば、すくなくとも食うに困ることがなくなり、食糧自給率もあがる。一次産業が中心の地域では「半林半サラ」「半漁半宿(民宿)」なども可能か。秋田の「半農半タク」は新鮮な驚きだった。
(和泉次郎)


| 今月の特集チョイかじり | 02:56 PM | comments (0) | trackback (0) |
「消費者情報」本誌10、11月号は、2号連続で「多重債務追放キャンペーン」です。

いまや多重債務は社会の根幹を揺るがす大きな問題になっています。多重債務のすべてを知り、多重債務を無くすことは「格差社会」の是正に直結します。

10月号では、債務(=借金)に苦しまないためにどうすればよいか、私たち一人ひとりが「多重債務」追放のために何ができるのか、この問題に関わる数多くの人たちに話を聞き、多角的な取材を試みました。

11月号は、クレ・サラ被害対策協議会が開催する「全国交流会〜びわこ大会」の模様を伝えるとともに、実際の救済策や、根本的な問題解決にむけて司法、行政、消費者がどのように考えるべきかを特集します。

編集部はいま、てんてこまいで特集取材、資料集め、執筆者との打ち合わせなどに追われています。

消費者問題の専門誌が、2号連続で多重債務を取り上げることは過去に例がなく、私たちの小さな活動が、大きな波紋を呼ぶ可能性を信じて、頑張っています。

「消費者情報」10月号、11月号にご期待ください!



| 今月の特集チョイかじり | 12:06 AM | comments (0) | trackback (0) |
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