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関西消費者協会
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 11月8日9日におこなわれた、“全国クレサラ・商工ローン・ヤミ金 被害者交流集会in秋田”に参加すべく、みちのくの旅にでた。伊丹空港から花巻空港へ飛び、岩手県経由で秋田県に入る旅程なのだ。
 花巻空港を降り立ち、まずは一路、遠野市へと向う。ご存じ「遠野物語」の舞台を一度は見ておきたかった。

 車窓から見る山々は、鮮やかな赤や黄色の紅葉が美しい。冷気にさらされた東北の木々は、艶やかな山化粧で眼を楽しませてくれた。
話はかわるが、遠野市にもクレサラ被連協に加盟する被害者の団体「遠野かりんの会」がある。この美しい遠野の風景の中にも、サラ金で苦しむ人たちが多く暮らしていると、後日の取材で聞いた。染めゆく紅葉の下も例外ではなく、サラ金禍は日本の隅々まで蝕んでいる。
 さて、遠野で最初に訪ねたのはカッパ淵。常堅寺の裏を流れる小川にカッパが住んでいたそうな。なんの変哲もない名所であったが、小祠の中にいた蜘蛛がシュールだった。

  農道を歩いていると、田舎の100キンに出くわす。唐辛子の赤に見とれて、つい買ってしまった(後日、女房には唐辛子より小豆のほうがよかったと責められる)。店にいたおばあさんも唐辛子に負けずフォトジェニックだ、すかさず写真をお願いしたが、ことわられてしまった。

季節はすでに実りの秋だが、小生はまだまだ未熟なんだな。
(遠野にて)


| 取材現場ウラ話 | 05:16 PM | comments (0) | trackback (0) |
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 「こういうところが、やめまんねん」
 「もう、たいへんですわ。毎月2~3社つぶれてますねん、うちらの業界。原油高の影響で、インク代や紙代、めちゃくちゃ値ぇ~上がってまっしゃろ、できるんやったら商売やめたいですわ」
 小さな印刷会社を経営するYさんはいう。
 大阪の中小零細は、Yさんのことばが象徴するように厳しい現実が、ながらくつづいている。
 
 資金繰りに困窮する事業者を狙うヤミ金。その一部を紹介しよう。

 Yさん「もしもし、○○印刷です」、X氏「Aコーポレイションの××と申します」、Yさん「なんでしょうか」、X氏「いや、実は金融屋です。ご主人、ご融資しますけど、いりませんか?なんぼくらい必要か、言うてください」、Yさん「そやな、50万くらいかな」、X氏「わかりました。いまからお訪ねさせてもらいます」と、いって電話を切った。数時間後、やってきたのは20代の青年。
 「現金用意してきました」と、カバンから封筒をとりだした。もちろん中身は50万円。
本当にやってくるとは、思ってもみなかったYさんは聞いた「金利は、なんぼなん?」。X氏「うちは10日決済ですわ。そのとき10万円返済してください」。
 青年は、名刺も出さない、住所・電話も教えない。肝心な金利も答えようとしない。とにかく「借りろ」の一点張り、しかも徐々に言葉遣いが乱暴になってくる。
 Yさんが「帰ってんか!!帰らんかったら警察呼ぶぞ!!」というと、金貸しの青年はしぶしぶ帰っていった、という。
 Yさんによると、この手の“金貸し屋”から毎週のように電話があるそうだ。
 
 Yさんは、この道40年。父親の家業であった印刷屋を引き継ぎ、こんにちにいたる。Yさんが資金繰りに困ったとき利用するのが、大阪北区太融寺にあるD商事。そこは事業者向け金融の老舗だそうで、Yさんいわく、とても安心できる金貸しであるという。貸し付け上限は100万円まで、担保有り。金利29.2%。完済しないうちは、あらたな貸し付けはしない。
 「D商事、年内で廃業しまんねん。貸金業法改正ちゅうので、やっていけんらしいですわ。後は回収だけして、店たたむいうてました。ほんまに、こんなまじめなとこが、やめていくの、おかしい思いませんか」

 ここぞというときの、資金繰り対策に欠かせないD商事の廃業。これからのやり繰りを考えると「2~3時間しか寝られませんわ」とYさん。厳しい年末が待っている。
(夷三郎)


| 取材現場ウラ話 | 05:48 PM | comments (0) | trackback (0) |
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 酷暑のなか、貴志川電鉄の「たま駅長」の人気は沸騰するばかり。やれ夏用の帽子だ、ボーナスがわりの冷房マットだと、なにかと賑やかだ。観光客が殺到し、写メでパシパシ撮影される。体は撫で回される。たまったものではあるまい。

 同じ和歌山でも、平日の「ぶらくり丁」(市内随一の繁華街)は、ほとんどシャッター商店街状態。タイル貼り通路のどまんなかで、悠然とねそべる大物ネコを発見。商店の飼い猫なのだろうが、物怖じもせず、自転車が轢きそうになっても熟睡状態。

 カメラを向けると、さすがに「照れ」があったのか、物憂げにこちらを睨んだ。「か~わイイ」のもよいが、こうしたふてぶてしい態度こそネコらしいとも思える。このネコ、記者はひそかに「ぶて」と名づけて、再会を約したのであった。
(和泉次郎)


| 取材現場ウラ話 | 11:26 AM | comments (0) | trackback (0) |
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 何年か前から町の広報強化のため、「おらが町のヒーロー」「地域限定キャラクター」を登場させる試みが各地で展開された。
 特別に目新しいアイデアでもないが、地域限定というおもしろさ、どことはなしに垢抜けていない素朴さが楽しめる。

 秋田にもやっぱりありました! ”地産地消”を推奨するヒーロー?「応援しネイガー」(写真)

 どうやら”なまはげ”がモチーフの仮面戦隊である。秋田県産の果実・野菜などをもっと食べよう、応援しようとのコンセプト。「~ネイガー」は「~しませんか」の意だから、汎用性が高い。なまはげの決まり文句「泣ぐ子は、いねえがー」に代表されるように、ほかにも作れそうだ。

 言葉、とりわけ方言の背景にある風土・歴史は、その土地の豊潤、体温を感じさせる。濁音の多い東北地方の方言には、土の匂いが濃厚に漂っている。ここでの取材に、我々が使った関西弁は「怪しげ」だったか、はたまた「親しみ」が感じられたか。『地の果てまでも探検隊』の2人には分からない。

 でも、秋田の皆様本当にお世話になりました。また11月にお目にかかれますように…。
(和泉次郎)


| 取材現場ウラ話 | 05:01 PM | comments (1) | trackback (0) |
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刈稲の「六船」・新政の「白神山地」・飛良泉の「山廃純米酒」・由利正宗の「雪の茅舎」。ざっと並んだ秋田の銘酒。
 夜の7時半、その日最後の取材を終えた同行二人の取材班は、ホテルに着くやいなや居酒屋へとまっしぐら。上記の銘柄は、そこで飲んだ地酒だ。
なにせ、普段は灘の安酒ばかりをたしなむ小生にとって、もはや垂涎を通りこして、「~かたじけなくも、なみだこぼるる~」という究竟を味わったのである。
そういうわけで、夜の部は身をもって秋田の銘酒を検証したのでした。やはり“地酒は地で飲め”というのは本当でした。
同行の和泉次郎兄が、〆に食べた“白魚カキ揚天茶漬け”というのも、とても美味しそうな一品でした。

写真はお昼に食べた稲庭うどんの大盛り、780円はちと高いかな。
(夷三郎)

| 取材現場ウラ話 | 03:56 PM | comments (1) | trackback (0) |
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 秋田空港で出迎えてくれたのは「なまはげ」、のお面。秋田は湿度も低く、さわやかな風が心地よい。2時間前、ベタベタする大阪の熱風をあびてきた者としては、これだけで東北の地を体感する。さて、今回の任務は11月に開催される「第28回全国クレ・サラ・商工ローン・ヤミ金被害者交流集会in秋田」の下見と取材だ。
会場となる秋田県民会館は、秋田駅から歩いておよそ10分(我ら中年取材班2名は、レンタサイクルで移動していたので、あくまでも“およそ”です)。
緑の木々と青い空。翠の水面に睡蓮の花咲く濠の向こうに、県民会館は建っている。この日会館では、女学生の合唱コンクールかなにかで、これまた大阪では滅多にみられない白いソックスのまぶしい清楚な女学生たちが、コーラスの練習に励んでいた。
自死や多重債務問題など、少しも感じられない風景を後にして、我ら中年取材班は「なぐご」の声をもとめて町へとくりだした。

 


| 取材現場ウラ話 | 05:26 PM | comments (0) | trackback (0) |
~東京と地方の格差の話に関連して~
 先日、ある地方の中核都市で連合会の中心的人物とお会いした。
お聞きした話の中で、熱心に述べられたのが地方格差の例としての道路事情であった。よく車で東京出張をされており、その都度思われる道路事情の違いを強調された。東京での高速道路や高架道路整備の進み方を羨ましく思われ、まだまだわが町にも道路が必要とのご意見であった。

 私も東京住まいの経験があり、けた違いの密度の高さを知っている。人がこすれ合って巨大な群をなして行動し、誰にも全体がわからない複雑な交通網があり、地の底に吸い込まれるのではと感じる地下鉄ホームへの移動等。だけど地方にそれと同じ現実を求める、そして実際にその方向に向かうのはどうかと思う。

 情報インフラさえ備わっていれば、地方は東京との違いが大きくても良いのではないか。
「無いものをねだるより、あるものを自慢する」特徴を大切にする軸足の構え方があっても良いのでは。多くの人も気づき始めているのではないか。


| 取材現場ウラ話 | 01:00 PM | comments (0) | trackback (0) |
 政治家の先生方が、もし時代劇にでたとすると、どうしても悪代官(失言しました)をイメージしちゃう。ところが岸田大臣は例外ですね。そのキリリとした目元(消費者情報5月号参照)、スラリとした体型。昔なら東千代ノ介と渡り合う時代劇スターになったかも。
 消費者庁の初代大臣に任命されたあかつきには、悪徳事業者をバッサバッサと退治してもらいたいですね。でも、「うぬも、わるじゃのう~」といった越後屋タイプが政・官界にはたくさんいるでしょうから、そちらもなんとかしてくださいね。
 「消費者奉行、岸田安芸ノ守、おなり~」なんてね。(夷三郎)


| 取材現場ウラ話 | 11:45 AM | comments (0) | trackback (0) |
NEWアイコン 6月号(6月1日発行)のリサイクル特集で、家電、食品残滓などのリサイクル現場や、循環型社会形成に取り組む企業、人の取材にでかけた。ひとつひとつの現場で聞く話は花壇に苗を植えるように記者の頭に残っていったが、「さて、全体像はどうなのだ?」と考えると、茫洋として取りとめがなく、深い霧の中でさらに雲をつかむような印象を強くした。なぜだろう。考えて行き着いた結論は、「循環型社会」という言葉に具体的なイメージがないからということ。

 インタビューの中で、嘉田由紀子滋賀県知事が何度も「みえる化」という言葉を使って、環境行政推進の難しさを語っていたが、その言葉に集約される気がした。また「環境対策は“総論賛成・各論反対”に終始しやすい」との言葉もあった。
 誰だって美しい環境で安全・安心に暮らしたい。しかし、その環境を誰が整えるかとなると「自分自身」と答えられる人は少なかろう。行政頼み、企業頼み、団体頼みで「なんとかしてくれ」とだけ要求する。「豊かに、便利に、快適に」だけを追求してきたツケが一気に押し寄せている現代社会。企業は「今の生活を捨てられますか?」と消費者を恫喝し、消費者は「支払う金額に見合う快適性のなかにすべてを求める」強欲さをもち、行政は最小効果しか期待できない税金投入で「お茶を濁す」、団体でのボランティア活動にも資金的、人的に限界がある。

 立派な環境指針ができても、“旗振れど踊らず”では前進しない。温暖化ガス削減が分かりやすい事例ではないか。
「循環型社会」が実現したら、消費者にとって経済的・具体的にどんなメリットがあるのか、企業にはどんなメリット・デメリットがでるのか、具体的に提示することが求められているのだ。不景気感の拭い去れない現状で「腹の足しにならない社会運動」はむなしく跳ね返される。それが現実なのではないか。

サハラ砂漠をほんの数日歩いて、行く末の絶望的な距離と渇望感だけを全身に感じ取る旅人のように、記者はいまグッタリとしている。(和泉次郎)
 
 
 
 




| 取材現場ウラ話 | 02:28 PM | comments (0) | trackback (0) |
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「消費者情報」ありまっか!―大阪弁で東京弁護士会館地下ブックセンターへ。
 <前回にひきつづき>謎の工作員風の男女は、なおも歩を進めた。内閣府のそばの道に面した2階建ての古家の壁に看板が貼られている。「貸室(住居)駐車場有 連絡先Y○○不動産 TEL・・・・」。こんな「まつりごと」の中心地に、賃貸住宅が1軒ポツネンとあるなんて意外だ。「ここを根城に、いや東京支局にしてはどうかしら」とは編集長。

経産省から農水省へ、歩き疲れてお腹も空いた。このへんの人はお昼ごはんに”霞”でも食べているに違いない、と思うくらい食堂はなくコンビニすらない。さて、公取委の入ったビルの隣が弁護士会館。ここの地下ブックセンターには「消費者情報」がおいてあるのだ。「なんぼほど売れてるか、偵察いきまひょか」。二人は、すっかり工作員っぽくなってきた。

地下におりると、食堂が3軒。すっかり任務を忘れて、「みとう」というソバ屋に入り、もりソバ大盛りをたのむ。500円、なんと「消費者情報」と同じリーズナブルな値段だ!

さて、ブックセンターは混み合っていた。小脇に何冊も本を抱えた店員風の男性に「消費者情報」ありまっか!―と尋ねると、「自分は店員ではない」と小首を振られた。ほへあちゃ。
(夷三郎)


| 取材現場ウラ話 | 11:52 AM | comments (0) | trackback (0) |
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